スマートパチンコ、スマートパチスロがデビューし、業界は新たなステージへ突入した。今回は、スマパチ、スマスロの導入によって、ユーザーの来店時間帯に変化が及んでいるのかどうか、導入前後のデータを比較して調査した。
まず全体像を捉えるため、「朝から」「昼頃から」「夕方頃から」「夜から」の4つの分類で占有率を調査した。比較すると、「朝から」に関して2022年10月時点では28.1%だったのに対し、2023年5月時点では33.2%と5.2ポイント上昇。「昼頃から」は44.1%に対し37.2%と6.9ポイントの減少となった。「夕方頃から」「夜から」はほぼ変化はなく、横ばいとなった。
朝からホールへ来店し、遊技している割合が増えたことになるが、具体的にどのレートで遊技しているのだろうか。それぞれの図表は、4円パチンコ、1円パチンコ、20円パチスロ、5円パチスロを遊技するユーザーを来店時間で分析したものだ。例えば、4円パチンコの場合、「朝から」来店して遊技するユーザーの割合は26.6%、昼頃から来店して遊技する割合は47.7%といった具合だ。
この考え方を基に比較すると、4円パチンコ、20円パチスロにおいて、「朝から」来店して遊技する割合が共に約20ポイント上昇していることが分かる。これは朝一から腰を据えて遊技できる遊技機が増えている証拠であるといえそうだ。これからも多種多様な遊技機が登場し、いつホールへ行っても楽しめる環境が整えば、ファン人口回復に近づくのではないだろうか。
調査企業:ブーミングネット株式会社
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