茨城県遊協は6月15日、水戸市内の水戸京成ホテルで第43回通常総会を開催し、上程された8つの議案全てを承認、任期満了に伴う役員改選では、平文暉朗理事長の再任を決議した。平文理事長は5期目となる。
平文理事長は、「これまで、依存防止対策の組織的な推進や、スマート遊技機導入に伴う知識の研鑽、新たな広告宣伝規制の理解などを進めて、業界が目指す遊技客の回復、健全営業に務めてきた。厳しい状況を乗り越えるには、組合が一枚岩になる必要がある」と組合運営に対する協力を呼びかけた。
総会議事では、組合未加盟の6店舗が報告されるとともに、引き続き組合加入促進に力を注いでいく方針が掲げられた。また、これまで5人体制だった副理事長を4人体制にする組織変更が決議されるなどした。
来賓として祝辞を述べた茨城県警察本部生活安全部生活安全総務課安全安心まちづくり推進室長兼許可等事務担当室長の殿岡秀夫氏は、「物価高騰により、厳しい状況に直面していると思うが、スマート遊技機が導入されるなど、将来に向けた明るい話題も出ている。今後も営業の健全化に資する取り組みを推進していただきたい」と要請するなどした。