ニューギンの直営店《パーラーニューギン》は6月10日、同社スマパチ第1弾となる新台『e花の慶次~裂 一刀両断』を先行導入した。
「花の慶次シリーズ」(※真・花の慶次シリーズを除く)では約3年半ぶりの完全新作となる同機。基本仕様は大当たり確率約1/348、初当たり出玉約1,500個or約3,000個(※1,500個×2回)+αで、RUSHは突入率55%、トータル継続率約80%となっている。
最大の見どころは、出玉増加のトリガーとなる「一刀両断ボーナス」の搭載だ。約3,000個の大当たりに慶次シリーズでおなじみのランクアップの要素を取り入れ、ラウンド中に約1,500個単位のランクアップが期待できる。初当たりから約3,000個→約4,500個→約6,000個→約7,500個→約9,000個と、現行機トップレベルの出玉性能を実現している。
演出面では、城門突破演出が復活しており、初代を踏襲したキセル演出など、往年のユーザーにも懐かしい要素を搭載している。また新規楽曲では、「煌-KOH-」(大西洋平)、「喧嘩無礼講」(前田慶次/cv:藤沢としや)、「夢桜」(ナノ)の3曲を搭載。通常時から楽曲選択も可能だ。
先行導入を行った同店では前日、店休を取り、装飾品を慶次仕様に一新。その上で、4円コーナーに10台、1円コーナーに10台の同機を導入した。新台開放は開店と同時の午前9時だが、早い人は前日の夕方前から並ぶなど、開店前は多くのファンが新台待ちの列を作っていた。
前日から並んだという男性は「普段、開店前に並ぶことはあまりないですが、花の慶次シリーズが好きなので気合を入れました。スマパチという点も含めて楽しみです」と期待を膨らませた。
また今回、ニューギンでは同機の導入に合わせてスマパチコンシェルジュを用意。当日は、2名のコンシェルジュが店内に常駐し、新台導入のアナウンスやスマパチの遊技方法に関するサポートを行った。
同店関係者は同機について「常連ではない方も多く遊技しており、注目度の高さを感じます。スペック面では、敢えてCタイムを設けず、その分を初当たりの出玉や、大当たりした際の+αの出玉上乗せ分に振り分けるなど、1回の大当たりを重視した仕様となっています。現市場にはないスペックなので期待しています」と分析した。
今後については「最近は1円パチンコから入る若年層も多いため、今回、4円コーナーと同じ台数を1円コーナーに導入しました。慶次が起爆剤となり若い人の取り込みができれば」と話した。