榎本理事長が再選、パチンコ市場活性化に向け決意新た

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日工組の新役員一同。

日工組は6月1日、グランドアーク半蔵門で第63回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では榎本善紀理事長が再選を果たし、2期目に向け決意を新たにした。

榎本理事長は懇親会の席上での挨拶で、スマートパチンコに対する評価が芳しくない状況について悔しさを滲ませつつ、「まだまだ工夫の余地はある。何とか年内にはパチンコ全体が良くなるように、妙案を立てていきたい。今後も様々な計画を立てているが、多種多様さを追求していく中でこれまでのように画一化していかないよう、緻密に整理させていただき、確率の甘い機械でもファンの支持を獲得できるような機械づくりができるステージをつくっていくことに、全力で取り組んでいきたい」と述べた。

事業報告によると、令和4年度のパチンコ遊技機の証紙発給枚数は約111万枚(遊技盤約48万枚含む)で前期比約10万枚増、パチスロ遊技機は約27万枚で同12万枚増となった。令和5年度の証紙発給枚数は約120万枚を見込んでいるという。

また、日工組のリサイクル回収システムによる使用済み遊技機の回収実績は、約106万台(パチンコ85万台、パチスロ21万台)で、前年度比4万台減少した。

新役員は以下の通り(敬称略)。
代表理事・理事長/榎本善紀
副理事長/盧昇
副理事長/星野歩
副理事長/石原明彦(昇任)
専務理事/木岡保雅
理事/梅村尚孝
理事/安藤昇
理事/今山武成
理事(会計担当)/新井宏明
理事(技術担当)/渡辺圭市
監事/水島勇治(新任)

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