京都府遊協総会、白川理事長を10選

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白川理事長

京都府遊協は5月31日、京都市上京区の京都ブライトンホテルで第59期通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で、白川鐘一理事長が再選を果たした。白川理事長は10期目となる。副理事長には、坂本真吾氏、木下勲氏、杉本潤明氏がそれぞれ再任した。

冒頭の挨拶で白川理事長は、依然として厳しさを増す業況に触れながら、「皆が利己的になり、連携、団結が崩れてしまうことを危惧している。何かをする際には、それに携わる人々の心が一つになっていることが最も大切。総会を機に、さらに一致団結して難局に立ち向かい、依存症対策、法令遵守等に、組織一丸になって取り組むとともに、社会貢献活動などの社会的責任をしっかりと果たしていけば、業界の未来は開かれると確信している」と組合活動に対する協力を求めた。

一方、総会では、事業計画案や予算案など、上程された7つの議案全てを可決、承認した。そのうち第5号議案では、廃業店の増加に伴い、支部機能を本部に一元化するため、組合定款の一部変更が決議されるなどした。

また、来賓として臨席した京都府警本部生活安全部の仲川徹部長は、「新型コロナの分類が5類になり、社会の経済活動が活発になってきている。どうか安全、安心な環境で娯楽を提供していただくともに、営業の健全化や依存・のめり込み対策を、より一層、推進することを期待している」と呼びかけた。

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