三重県遊協は5月23日、ホテルグリーンパーク津で「第62回通常総会」を開催。任期満了に伴う役員改選では、権田清理事長を再任した。
総会冒頭、権田理事長は「本年度は減少傾向が続いていた遊技人口の回復に向け、本格的に始動しなければいけない年度。昨年度後半から、新規則機やスマートパチスロ、そして今年の4月からスマートパチンコが市場に登場している。遊技環境が刷新されるとあり、明るい兆しが見えてきた。それぞれの企業やホールにとって設備投資に多額の経費が必要となり、経営環境はより一層厳しくなることが予想されるが、今が転換期であると考え、組合員が一丸となって業界の活性化に向け、積極的な経営を行っていく時が来たと思っている」とし、一層の協力を求めた。
さらに、長きにわたり行っている社会貢献活動の継続や、災害時にホールが安全安心な避難場所となるための活動も推進していきたい考えを示した。
祝辞では、三重県警察本部生活安全企画課の村田真紀子警視が、生活安全部長の挨拶を代読。「広告宣伝の在り方について」「パチンコ依存症防止対策」の2点について適切な対応を要請した。
議案審議では上程された全5議案を全て可決承認した。また、当日は総会開会に先立ち、県内団体への贈呈式を実施。「認定NPO法人フリースクール・三重シューレ」をはじめとする3団体に支援金や啓発物品、助成金内定証を贈呈した。