京都府遊協青年部会は4月21日、京都市上京区の京都ブライトンホテルで第48回目となる定期総会を開催し、木下大祐部会長の再選を決議した。木下部会長は2期目となる。
再選した木下部会長は、「来期は部会員の拡大を図り、コロナ禍に入る前以上の活動を目指してやっていこうと思う。依存問題についても、勉強を続け将来の遊技業を担えるようにがんばっていきたい」と抱負を語った。
また総会では、新井丈博理事を議長に選出し5つの議案を審議。そのうち、第4号議案に上程された同青年部会規約の一部変更の件では、会員資格の年齢上限を、これまでの満45歳以下から、満50歳以下に引き上げる規約変更が承認された。
総会後には、京都府警生活安全企画課許可等事務審査室の向日路孝祥室長補佐が来賓として臨席。挨拶した向日路室長補佐は、広告宣伝のあり方について、「警察庁保安課通達の主旨は、地域差を可能な限り解消するということ。あくまで全国的な斉一性確保の観点から行うもので、規制自体が緩和されるわけではない。広告宣伝規制が緩和されたという誤った認識が拡がり、隠語等を用いた脱法的な広告宣伝活動が行われないよう、皆様には、業界の先頭に立って営業者の方々を牽引、指導して頂きたい」と要請した。
さらに、業界団体が制定した広告宣伝の新しいルールについても触れ、「業界団体による自主的な取り組みに期待して、一定程度これを委ねることになった。あらためて法令違反が疑われる広告宣伝の情報収集と、是正勧告、そして勧告に従わない営業者に関する警察への情報提供をお願いしたい」と呼びかけるなどした。