三洋販売が運営するオフィシャルグッズストア「SANYO-MART」で、沖縄県恩納村「サンゴの村宣言」のイメージキャラクターSunnaちゃんとコラボしたチャリティーTシャツが、4月7日から販売開始された。
Sunnaちゃんは、サンゴの妖精で、頭から背中にかけてのサンゴや海ブドウのブレスレットが特徴的なキャラクター。恩納村ではモニュメントが設置されるなど、高い認知度がある。
同社では、2011年から沖縄サンゴ保全プロジェクト「南の島のミスワリン」を実施し、恩納村漁協や研究機関と協力しながら、サンゴの植え付けやビーチクリーン活動を行っている。
今年3月5日の「サンゴの日」には、サンゴの大切さを多くの人に知ってもらうことを目的に、公式Twitterで「みんなで守ろう!サンゴの海!」キャンペーンを実施した。その賞品として、SunnaちゃんとのコラボTシャツが提供され、ユーザーから好評を受けたため、今回チャリティーTシャツとして販売が決定した。
チャリティーTシャツの収益は、「恩納村サンゴのむらづくり応援基金」へ寄付される。価格は2,970円(税込)で、フリーサイズが1種類、素材は綿100%。
三洋販売はこれまでに、「ミスワリン沖縄サンゴ保全プロジェクト」を2011年からスタートさせ、恩納村漁協やかりゆしビーチと連携し、独自の植え付け方法「ワリン方式」を開発。2016年には、念願の産卵が実現し、その後もサンゴの保全活動を続けている。2021年には新プロジェクト「有性生殖プロジェクト」がスタートし、高度な技術と人員が必要とされるサンゴの卵を受精させて再生する方法「有性生殖」への挑戦が始まった。同年7月には、ミスワリンや多くのスタッフの努力で、初年度に「有性生殖」が成功した。