豊丸産業は、3月22日~3月24日に都内江東区の東京ビッグサイトで開かれた「CareTEX東京」に出展し、福祉施設向けの専用パチンコ機『エアロビック・トレパチ』と、モーショントレーニングシステム『TANO』を展示した。
『エアロビック・トレパチ』は同社トレパチシリーズ最新機で、足元のペダルを漕ぐことでパチンコ機の玉を発射する仕組みが特長。これによりパチンコを楽しみながら、運動不足を解消するとともに、「ペダルを漕ぎながらボタンを押す」「アナウンスに従ってボタンを押す」といった行為が、認知機能の低下を予防する効果に期待できる。
また使用するパチンコ機は、単にホール営業機を転用したものではなく、専用のアクリルガラスを使うことによる静音化対策や、上皿の封入化による誤飲防止対策が施されるなど、福祉施設向けの専用仕様となっているため、施設運営者も安心して設置できる。
一方、『TANO』は、モーションセンサー技術を活用し、利用者の体や声の動きで、「運動」「発声」「測定」「クイズ」を楽しめるシステム。「的あて」「サッカー」「窓ふき」など内蔵された豊富なゲームプログラミングにより、楽しくリハビリ、トレーニング、レクリエーションなどが行える。