ユニバーサルエンターテインメントは2月14日、2022年12月期の連結決算を発表した。売上高は1,409億9,800万円で前期比55.9%増、営業利益は120億8,500万円で同516.7%増、経常利益は139億3,300万円で前期は経常損失だったが黒字に転換した。親会社株主に帰属する当期純利益は115億600万円で前期は純損失だったが黒字に転換した。遊技機事業と統合型リゾート事業の両方で好調な業績を達成した。
遊技機事業はパチスロ市場の活性化を背景に、販売台数と売上高が大幅に増加した。パチスロ機の販売台数は15万48台で前期の12万7,094台を上回り、2022年のパチスロ販売台数における業界トップのシェアを確保した。主力商品としては、カプコンとの提携で開発した『パチスロ新鬼武者2』『パチスロ バイオハザード RE:2』や、人気シリーズの最新作『花火絶景』『沖ドキ!GOLD』などが好評だった。遊技機事業の売上高は682億6,800万円で前期比26.0%増、営業利益は198億1,800万円で同48.9%増となった。
2023年12月期に向けては、遊技機事業において『アナザーゴッドハーデス-解き放たれし槍撃ver.-』などの販売を開始しており、販売シェアの拡大を目指す。2023年12月期の連結売上高を1,800億円(今期比27.7%増)、営業利益を235億円(同94.5%増)と予想している。