パチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会が3年ぶりに開催

投稿日:2023年2月2日 更新日:

業界13団体の代表者が揃って記念撮影が行われた。

遊技業界13団体の共催によるパチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会が1月31日、都内新橋の第一ホテル東京で開催され、各業界団体幹部や行政担当官らが出席した。同会の開催は3年ぶりで、人数制限や出席者の手指消毒など、新型コロナの感染防止対策を講じたうえで実施された。

冒頭、業界13団体を代表して挨拶した全日遊連の阿部恭久理事長は、引き続きガイドラインに沿った新型コロナの感染防止対策を実施し、遊技客に安心安全な環境を提供する姿勢を強調しながら、昨今の業況に言及。「参加人口720万人は前年比で微増ながら依然として厳しい環境にある。ここ数年はコロナ禍の影響もあり、店舗数の減少が加速しており、この状況に歯止めをかけなければならない。昨年11月からは、スマスロの導入が開始され、今年はスマパチも市場に導入される予定だ。こうした新たな遊技機で、ファンの支持が拡大する起爆剤になってくれることを切に願っている。私達の業界は新たなステージに向け、業界全体が広い視野を持って産業の将来を考える必要がある」と訴えた。

続いて挨拶した日工組の榎本善紀理事長は、4月にも市場投入されるスマパチによって、一人でも多くのファンを獲得していきたい意向を示したのに続き、日電協の兼次民喜理事長は、スマスロの堅調な滑り出しについての所感を表しながら、今後もプレイヤーの思考や世間の動向を見極めながら迅速に対応していきたい考えを表すなどした。

一方、来賓挨拶では、警察庁保安課の松下和彦課長が、「業界では、スマパチ、スマスロといった新たな遊技環境がスタートしはじめ、明るい話題も出てきているところ。そうしたなか、皆様方には、広告宣伝や、のめり込み防止対策についても、健全化に向けた取り組みを精力的に進めていただいている。本年も引き続き、リアルにおける健全な娯楽として、安心して楽しめる空間を作って頂きたい」と呼びかけた。

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