EBI（イー・ビー・アイ、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所）は1月26日、オンラインセミナーを開催した。セミナーでは、同社の藤田宏社長が「パチンコ店経営の勘所2023」と題し、今年におけるホール営業の仕掛けどころなどを解説した。
藤田社長は、広告宣伝の新しいルール作りが進行している点に触れながら、「これまでと異なり、今年は様々な仕掛けを行うことができる1年に変わっていく」とし、スマート遊技機の浸透や大規模な設備投資案件など、様々なタイミングを見極めたうえで、営業施策を組み立てていく重要性を指摘した。また、集客戦略を策定する際は、自店舗が獲得を目指す顧客ターゲット層の再設定と、アプローチ手法をあらためて考察する必要性を訴えた。
一方、今後のリスク要因についても言及。DX化の浸透に伴うスキルアップの必要性を呼びかけるとともに、「仕事のやり方が変わってきている。これからの仕事に必要なスキルを身につける人材教育、人事制度の見直しが重要」と提案するなどした。
