2022年だけで1割以上のパチンコ店が姿消す…今後も300台以下クラスは特に厳しい見通し

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シーズリサーチは1月23日、昨年のパチンコホールの閉店動向を調べたレポート「2022年ぱちんこ営業所の閉店状況」を公開した。

コロナ禍による客離れ、旧基準機の撤去などもあり、パチンコホールの数が減り続けるという傾向は最近になっても変わりはない。その結果、全国のホール数は、2021年12月末の段階で8,458店舗(警察庁調べ)に減っている。同社は今回、2021年末のホール数を基準とし、2022年の1年間でホール数がさらにどれだけ減ったのか、また店舗規模やエリアでの傾向などを調べた。

レポートによると、2022年に閉店(休業含む)したホール数は854店舗に上った。つまり、1年間で1割以上のホールが閉店したこととなる。

都道府県別で最もホール数の割合が減ったのは山口県で、店舗数は昨年比82.3%。次いで群馬県が86.2%、長崎県が86.4%となっている。反対に最も閉店店舗数の割合が低かったのは沖縄県で、店舗数は昨年比98.6%にとどまった。

設置台数別で見た場合、最も閉店店舗数が多かったのは101~300台規模のホールだ。閉店数は464店舗に上り、店舗数は昨年比82.2%にまで数を減らしている。一方、設置台数の規模が大きくなるほど、閉店割合が低くなっており、501台~1,000台規模の店舗数は昨年比96.0%(閉店数95店舗)、1,001台以上に至っては昨年比99.4%(閉店数2店舗)と比較的、現状を維持する結果となっている。

今後の動向についてレポートでは「2023年はスマートパチンコの導入も予定されているが、スマートパチスロと同様に設備投資への負担も懸念されており、投資リスクも含め先行きが分からない状況が続くだろう。今年(2023年)1月の閉店店舗数は前年を下回っているが、店舗数の減少から考えると100~300台規模のパチンコ店を抱える中小企業では引き続き厳しい状況が続くことが予想される」と厳しい見通しを示した。

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