日工組は1月17日、次世代ぱちんこ遊技機「スマートパチンコ」(スマパチ)の販売について正式決定したことを業界関係者に伝えた。
文書によると、既に販売が決まった機種は三洋物産の『e聖闘士星矢超流星EHTA』と平和の『eルパン三世ザファーストH4YZ3』の2機種。導入時期は今年4月以降としている。また上記2機種以外にも、準備が整いしだい各メーカーからリリースされるという。
スマパチは、玉に触れずに遊べる次世代のパチンコ機。2018年に施行された改正規則によりギャンブル等依存症対策強化の一環として開発が可能となった。またギャンブル等依存症対策以外にも、感染症対策やホール内での騒音問題、不正ゴト行為の撲滅など、様々なメリットが期待されている。
注目点は現行パチンコ機に比べ、日工組が内規(自主規制)を緩和したこと。大当たり確率の下限値が現行の1/320から1/350となったほか、C時短の仕様についてもより幅広いゲーム性を実現できる。
上述した『e聖闘士星矢超流星EHTA』について、三洋物産では既に速報ムービーを公開している。同機のキャッチコピーは「神時代を体感せよ!」で、C時短の搭載などによる新しいスペックで登場する模様だ。