初代『沖ドキ!』の後継機『沖ドキ!GOLD』を安定運用するにはどうしたら良いのか? ポイントは「ベネフィットの提示」にあります(文=梶川弘徳/CFY代表取締役)。
同機の特徴は、「天国モード期待値がシリーズ最高の1,300枚」と歴代機種を凌ぐ出玉感であること。更に、天国モードが終わっても即座に天国モードに繋がる新システムを搭載し、「天国モードがシームレスに続くゴールデンループ」によってボーナス後32Gのドキドキ感がアップしていることが挙げられます。
スマスロ導入がしっかり出来ている店舗にとっては更なる全体稼働アップの補足機種として、スマスロ導入がこれからの店舗にとっては集客の基盤となる主力機種として、それぞれ大きな役割を果たすことが期待できます。
では、パチスロ変革期の中で大きな期待を集める同機を安定運用するには、どのような販促を実施すれば良いのか? 今回は、「ベネフィットの提示」という観点からの販促方法を考えてみたいと思います。
ベネフィットとは、マーケティングにおいて「顧客が商品やサービスから得られる効果や利益」と定義付けられています。歴代『沖ドキ!』シリーズの中で未だに一番人気と評されるのが初代『沖ドキ!』です。そのため、後継機がリリースされた際には初代『沖ドキ!』を模倣したコンセプトが掲げられてきました。
しかし、時代ごとの規制によって完全模倣ということには至らず、ユーザーの期待を超えることが難しくもありましたが今回、同機は6.5号機スペックによって、初代『沖ドキ!』のスペックを完全に模倣、あるいは凌駕しました。この点を如何に伝えられるかが、同機を安定運用するための重要なポイントになります。
・販促ポイント
①「出玉性能シリーズNo・1」を連想させる販促事例
まずは、同機の最大の特徴である出玉性能が歴代機種の中でもNo.1ということを如何に連想させられるか、ということが重要な販促ポイントとなります。初代に魅了されたユーザーはあのドキドキ感が忘れられない記憶にもなっています。「歴代No.1」の連想に関しては多くは語らず、シンプルに「シリーズNo.1の文字」と「歴代機種の筐体」のみで十分伝わると思われます。ベネフィットとなる「だから、ドキドキはエンドレス」も表記しましょう。
②「今度の沖ドキは終わらない」を連想させる販促事例
次に、「ドキドキが終わらない」という点においては、6.5号機によって実現性の高い仕組みになっていることを如何に伝えられるかが重要なポイントとなります。歴代機種においてマイナスイメージとなっていたポイントが改善され、初代のドキドキが味わえることを連想できるように「読ませるデザイン」を販促物として設置することを推奨します。今回は5つのポイントを表記しました。
◆プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
Mail:info@cfy.jp