各企業でDX対応に向けた取り組みが本格化している。そのなかで、よりスマートにDX化を実現するツールとして注目されているのが㈱スマートアプリケーション(東京都北区、森拓也 代表取締役)の『SMART Analysis』だ。
デジタル活用で競争優位性を確立
コロナ禍の厳しい状況の中、注目されるのがデジタルトランスフォーメーション(DX)推進による競争優位性の確立だ。
業界を取り巻く厳しい現状を踏まえれば、少しでも業務効率化と革新化を図り、素早く業績アップにつなげていくことが重要だ。人間の経験や勘、遊技機そのもので差異戦略を繰り出すことが難しいなか、ビッグデータとデジタル技術を効果的に活用することは不可欠。必然的に、新たな経営や店舗営業の在り方を模索する「ビジネスプロセス・リエンジニアリング」が求められる情勢になっているというのが今の流れだ。
DX成否のカギ握るKGI(達成目標)の見定め
まず必要となる考え方の一つが、DX化を推進するにあたって、どのようなKGI(達成目標)を定めるかという点だ。
経済産業省が定義づけるDXとは、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業破するべく、生き残りを賭けた企業が高い関心を寄せ、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」とされている。
単なるアナログからデジタルへの変化にとどまらず、よりダイナミックな経営スタイルの変革に繋げるKGIを掲げ、随時、達成状況(KPI)を測るという一連の流れを、いかに巧みに且つ日々の業務に組み込めるかが、真の意味でのDX推進成否のポイントになるということだろう。
それら施策立案から実行まで、一ホール企業が全てを担うことは簡単ではない。外部パートナー選びに迷う法人も多い。
全国約1300ホール以上の導入実績を有する経営マネジメントウェア『SMART Analysis』を展開する㈱スマートアプリケーションの森拓也社長は、DXを活用した一つのマーケティング手法として、「例えば、最新のAIやデジタル技術で収集可能なデータをデータマネジメントプラットフォームに統合し、顧客の関心や嗜好、遊技データに基づく正確なアプローチに加え、競合店訪問者、休眠顧客、特定の機種でしか遊ばない顧客など、様々な層へのアプローチを、来店情報や遊技情報と連動させます。そして、来店前、来店時、回遊時、退店後など、シチュエーションごとに販促情報を配信します。これら販促プロモーションをPDCAサイクルとして、効果的に回していくことで、店舗ファンの増加といった競争優位性および差別化に繋がります」と提案する。
もちろん、『SMART Analysis』が可能にする次世代型の戦略策定は、こういった販促プロモーションの範囲に留まるものではない。経営判断や営業判断に必要な材料を提供する標準機能を幅広く搭載しているだけではなく、要望に応じてカスタマイズ出来る点も特徴の一つだ。これにより、DXをどのように自社の業務効率化に繋げていくかといった作業を、自らのペースで段階的に行うことが可能になってくる。
そして、機能面では、用途や様式の異なる膨大なデータを自動的に統合、蓄積して一元化。これまで、人の手を介して行ってきた情報収集業務を全自動化することができる。
この機能について森社長は、「経営戦略策定に必要な各種データの収集に時間を掛けないこと、顧客の嗜好や機種の動向を予測し他社に先駆けて先手を打つこと、ディープラーニングによって将来予測をするために一つ一つの原因を明確にしてPDCAサイクルを回すこと、何か異常があれば人が気づかなくても仕組みが自動的にアラートを発すること、接客やクレンリネスを向上させつつも、それ以外の業務を見直し、考える業務に従事すること、これらが現実化してこそDX化は実現されるのです」と説明する。
DX化を推進する企業が増加している今、KGIに基づく機能アップデートが進む経営マネジメントウェア『SMART Analysis』で実現する革新的な業務効率化は、競争上の優位性や差別化はもとより、本質的なデジタル化巧拙のカギを握っているといえそうだ。
◆株式会社スマートアプリケーション
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