参院選を早めに総括して次の展開を考えていく~阿部理事長

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全日本遊技産業政治連盟の会長を務めた全日遊連の阿部恭久理事長。

先の参議院選挙で全日本遊技産業政治連盟が支援していた木村義雄氏が惜敗したことについて、同政治連盟の会長を務めた全日遊連の阿部恭久理事長は7月20日の全国理事会後の会見で、「参院選は、結果を見ればもうちょっとだったというところで非常に悔まれる。今回の自民党枠は、20~21議席に伸びるのではないかと思っていた。それが前回よりも減って18議席となり、次々点となった」と、悔しさをにじませた。

木村氏は自民党比例代表で出馬し、11万3,913票を獲得して自民党比例代表の名簿順位20位となったが、当選ラインの18議席に届かなかった。18位で当選した越智俊之氏とは4,788 票差だった。

阿部理事長は、「前回と比べて、(各県に)職域支部ができており、職域支部があるところはしっかり活動ができたと思う。しかし、前回もそうだが、今回も候補者が決まるのが遅く、活動時間が短かった気がする。しっかり当選させている他の団体は、選挙が終わったところから次の選挙の準備を進めている。その点について、我々もどうすべきか、早めに総括して今後について考えていかないといけないのではないか」と振り返った。

職域支部については現在20支部があり、21支部目を申請中という。「全国半分以上になるとだいぶ変わってくるのではないか」とし、今後も職域支部を増やしていきたい意向を示した。

木村氏との今後の関係については、「前回の参院選では次々点まで繰り上げ当選となり、木村先生は今後も政治活動をしていくとおっしゃっている。風営法議連などにも参加をしながら、業界に対して支援をしていただけると思っている」と述べたほか、木村氏を通じて自民党内でも遊技業界への理解が広がっていくことに期待を示した。

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