sannが折込チラシとWEB広告の現状、今後の戦略をアドバイス

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セールスプロモーション事業やITソリューション事業などを手掛けるsannは7月12日、13日の2日間に渡り、オンライン上で無料のWEBマーケティングセミナー「使いこなすWEB広告×紙・チラシ」を開催した。

第1部では、折込チラシの現状などについて、同社ITソリューション事業部の原口睦央アカウントマネージャーが担当。

年々、需要が下がっていると見られるパチンコホールの折込チラシだが、ここ最近は出稿量が回復傾向にあるという。

広告の内容は、コロナ対策が万全である点をアピールする事例が多く、また、都市部よりも地方の方が折込広告への関心が高いことなどを原口氏は紹介。地方において折込チラシの利用が多い理由については「新聞を情報源としている60歳代以上の割合が高く、この層は遊技する上で単価が高いことから、集客する価値があると考えているホールが多い」と分析。一方で同氏は今後、さらにスマホの普及率が高まる点に言及。それとともに折込チラシへの関心が薄れる可能性があるため、広告手法の再考を促した。

第2部では、WEB広告の動向について同社の出戸端信吾常務取締役が担当。同氏は、繁忙期など時期によってWEB広告の配信単価が変わることから、状況に応じたWEB広告の使い分けが必要との見解を示した。

出戸端氏は動画広告(YouTube広告)、バナー広告(ディスプレイ広告)など複数のWEB広告がある中で、これらの広告が時期によって配信単価がどう変わるのか過去の実例を紹介。加えて、配信単価はエリアによっても傾向が異なることから、これらを把握した上で、予算の安い広告を選ぶなど効率の良い配信を推奨した。

なお同氏は今年の繁忙期(8月)のWEB広告の配信については「コロナが落ち着いたことで外出が可能となったことから昨年の夏に比べ、動画広告の配信単価が上がる」と予測。そのため動画広告だけでなく、バナー広告を織り交ぜた配信が良いのではとアドバイスした。

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