《タイタニック》運営のパチンコホール企業「サンビック」が破産、負債25億円

投稿日:

茨城県つくば市に本社を置くパチンコホール企業の㈱サンビック(桜井克祐代表取締役)が、水戸地裁土浦支部から破産手続き開始の決定を受けた。6月27日付けの官報が伝えた。

信用調査機関などの発表によると、同社は1967年設立。バブル期に取得した不動産を有効活用するため、パチンコ事業に進出し、1999年に第1号店《タイタニック土浦店》をオープン。以降も《タイタニック桐生店》のオープンなど業容を拡大。2004年7月期には年売上高約81億9200万円を計上した。

しかし、業況の悪化などにより2015年7月期の売上が約16億円まで減少。店舗の営業権や社有不動産などを売却して負債の圧縮に取り組んだものの、営業環境は改善せず、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、客足が戻らなかった。22年2月には営業活動を停止していた。

破産手続き開始の決定は6月14日で、負債総額は約25億円に上るという。

-業界ニュース
-

© 2024 グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア) Powered by AFFINGER5