【コラム】SANKYOの人気シリーズ機『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱』の販促ポイント

投稿日:2022年7月8日 更新日:

シリーズ最高峰の突入率と出玉力を実現し、演出も強化された『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱』(以下、シンフォギア3)を安定運用するには販促をどうしたら良いのか?ポイントは「シンフォギア愛」にあります(文=梶川弘徳/CFY代表取締役)。

『シンフォギア3』は、ホール営業において非常に貢献度の高い機種であり、2017年の初代、2020年の2代目ともに長きに渡って稼働貢献をし、大ヒットを記録しました。そして、第2弾も販売台数35,000台、累計台粗利300万円以上の実績を誇り、収益面において大きく貢献しました。

また、シンフォギアシリーズは多くのファンから長く愛される機種であることも有名です。P-WORLDの『シンフォギア2』の掲示板には6,900件以上の投稿があり、最近でもファンによる遊技結果の投稿と、その投稿に対してのコメントが頻繁に入っていることから、いかに人気機種であるかということが分かります。掲示板の投稿数は、『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』でも6,000件程度なので、シンフォギアシリーズの人気の高さを窺うことができます。

スペック面においては、いまや代名詞のライトミドルタイプで開発し、絶唱を中心とした演出構成もそのまま継承していますが、新しいスペック要素も搭載されています。まず、「シリーズ最高峰の突入率と出玉力」によってミドルタイプ並みの放出力を実現しています。また、出玉スピードにおいても「即連ゾーン3回転」で即当たり1秒決着など、スピード感を重視したスペックとなっています。主なスペックは以下の通り。

▸大当り確率:1/199.8(MB:1/7.8)
▸スペック種別:1種2種 ST
▸RUSH突入率:63.0%
▸TOTAL継続率:81.5%(※1・※2)
▸賞球:1 or 5 or 9 or 15
▸ラウンドカウント:10R or 7R or 6R or 4R or(10C or 7C)
▸払出出玉:1500 or 1050 or 900 or 378 or 339
※1 RUSH①継続率(シンフォギアチャンス):80.0%
※2 RUSH②継続率(絶唱FEVER):69.5%

加えて同機は、稼働促進キャンペーンも充実しています。7月上旬からはテレビCMを開始し、『PF機動戦士ガンダムユニコーン』と同規模の放送数を予定しています。また、特設ホームページや公式Twitterではファンに向けたさまざまなキャンペーンを用意。付属配布ポスターの二次元バーコードを読み込むと「限定画像」がダウンロードできるプレゼントキャンペーンや、大当たり予告でも登場する『てがみ』が貰える抽選キャンペーンなど、ファン向けの参加型キャンペーンが盛りだくさんとなっています。

ホール営業においても、これら公式キャンペーンを稼働促進に積極的な活用をしていきたいところであります。

では、初代のDNAを受け継ぎながら、シリーズ最高峰の出玉力を搭載した『シンフォギア3』を安定的に運用するにはどのような販促を実施すれば良いのか? 今回は、同機の販促ポイントである「シンフォギア愛」を表現するための販促事例をご紹介させて頂きます。

・販促ポイント

①「販促ポスター」のデザイン事例(2種類)

「新・シンフォギアスペック」
シリーズ最高峰となるシンフォギアチャンス突入率63%と、シンフォギアチャンス継続率82%、そして、払い出し出玉1,500発×50%の出玉力を搭載する「新・シンフォギアスペック」を魅力として伝える販促ポスターを販促物として掲出することを推奨します。

販促事例①シリーズ機の良さをそのままに、スペック面が進化した点をしっかり伝えることがポイント。

「黄金絶唱の時速」
即連ゾーンによる高ベースの時速アップでシンフォギアチャンスは時速22,000発、また上位モードの70億の絶唱FEVERは時速40,000発を実現しています。このミドルタイプ並みの時速を同機の強みとして、販促物によって期待感を醸成することを推奨します。

販促事例②ミドルタイプに負けない時速をアピールし、プレイヤーの期待感を醸成。

②『島装飾』の販促事例
『シンフォギア3』は長期的な運用を想定し、多台数設置をされるホール様も多いかと思います。そこで、「シンフォギア愛」を視覚的に表現するため、島装飾はしっかりと実施することを推奨します。原作ヒロインの立花響(タチバナヒビキ)の立体パネルを設置すると、より強い『シンフォギア愛』を表現することができるでしょう。

販促事例③ヒロインの立体パネルの設置などにより、「シンフォギア愛」を視覚的に表現。

③「SNS」の活用事例
パチンコと親和性の強いプレイヤーへのアプローチとして、「シンフォギアファン」という共通点を持つ「ゲームプレイヤー」に向けたSNSの活用をご提案します。ゲーム開発会社・ブシロードのスマホゲーム『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』が5周年を迎え、SNSなどで盛り上がりを見せています。ブシロードクリエイティブ・オフィシャルグッズの物販イベントが開催されると、グッズを求めてファンが多く来店するという状況にもなっています。

この盛り上がりから学び、導入前から一般賞品の『シンフォギアグッズコーナー』を設置してみては如何でしょうか。週末毎に新商品を入荷して連続性を持たせると宜しいかと思います。

Twitterで情報発信する時は、ファンが良く活用している『# symphogear」のハッシュタグを付けるようにしましょう。シンフォギアファンから人気のブシロードクリエイティブ・オフィシャルグッズは、公式サイト、又はGIGO秋葉原5号館2階で購入することができます。ファンと一緒に『シンフォギア愛』を楽しんでみては如何でしょうか。(写真はGIGO秋葉原5号館の物販イベントブース)

ファンに人気のグッズを仕入れ、店内に『シンフォギアグッズコーナー』を作ることで、ゲームプレイヤーにも訴求。

 

◆プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
Mail:info@cfy.jp

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