マルハンは6月17日、2022年3月期の決算を公表した。
同期の連結業績は売上高1兆2,709億5,400万円(前年同期比15.0%増)、営業利益243億8,900万円(同81.9%増)、経常利益306億8,900万円(同84%増)、純利益145億200万円(同138.2%増)。業績は、コロナ禍の影響で業績の低下が目立った前期に比べ、利益面を中心に回復傾向を示した。
事業別の業績は、パチンコ事業が売上高1兆2,111億4,600万円(前年同期は1兆565億9,300万円)、利益108億6,900万円(同39億8,700万円)、金融事業が売上高325億5,200万円(同265億2,600万円)、利益84億2,500万円(同67億2,700万円)、その他(ゴルフ、フードサービス、清掃など)の事業が売上高370億3,100万円(同331億5,700万円)、利益43億2,400万円(21億1,300万円)となっている。
同社は現在、パチンコホール314店舗、ボーリング場やアミューズメント施設など7店舗を運営。従業員数は10,570名を数える。なお2021年4月から社内カンパニー制を導入。北日本カンパニー、東日本カンパニー、西日本カンパニー、金融カンパニー、グループユニットで組織を構成している。