福岡県遊協は5月24日、福岡市のグランドハイアット福岡で第61回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選の件を上程し、平岡聖教理事長の再任を承認した。
再任を果たした平岡理事長は「以前とは異なり、業界は21世紀会を中心にまとまりが出てきた。各団体が協力しながら業界を守るために行動している。今後も与えられた立場の中で、業界や県遊協のために活動していきたい」と抱負を述べた。
また当日は、議案の審議に先立ち、児童養護施設協議会など社会福祉活動を行う6団体に寄付金を贈呈。贈呈を受けた団体関係者は「子ども達のために、大切に使わせて頂く。これから社会に巣立つ子ども達のためになると確信している」と謝意を述べた。
来賓の挨拶では、福岡県警生活保安課の水落勝利課長が登壇。広告宣伝の健全化、不正改造および賞品買取の根絶を要請した。同課長はここ最近、釘曲げや賞品買取事犯が福岡県内で発生していることに言及。「健全化に向けた取組みを裏切る行為。非常に残念」と厳しく指摘した上で、「警察としては、今後も許可の取り消しを含め厳格に取り締まる。組合も、健全化の周知徹底などお願いしたい」と話した。
平岡聖教理事長。
