セガサミーホールディングスは5月13日、2022年3月期の通期決算を発表した。そのうち、前期赤字に転落していた遊技機事業は、販売台数の増加によって、売上高前期比42.6%増の758億6,800万円、経常利益102億8,200万円(前期は113億3,200万円の経常損失)の黒字へとV字回復した。
パチスロ機では、『パチスロアラジンAクラシック』など10タイトルで、前期比4万2,597台増となる7万7,870台を販売。一方のパチンコ機は、主力タイトル『P北斗の拳9闘神』などがけん引し、5タイトルで同2万8,014台増となる9万7,027台を売った。2023年度については、パチスロ機9タイトルで8万4,000台、パチンコ機6タイトルで11万4,000台の販売を計画している。
また、遊技機事業に加え、エンタメ事業も好調で、グループ全体でも大幅な増収増益を計上。売上高は前期比15.6%増となる3,209億4,900万円、営業利益は同389.0%増の320億4,200万円、経常利益は333億4,400万円(前期は経常利益17億1,500万円)、最終利益は370億2,700万円(同12億7,400万円)となっている。