《マルハン新宿東宝ビル店》（東京都新宿区）は今年2月から、店内エスカレーター2基の手すりベルトを広告媒体化し、近隣の飲食店等のプロモーションを開始した。
手すりベルトには、昇降速度を視覚的に認知しやすくして転倒事故を防止・抑制する「ゆうどうマーク」（㈱UDエスカレーター保有特許）を等間隔で配置し、その間を広告スペースとして活用。事故防止啓発と広告媒体化を両立した。
この取り組みを幅広い業種に向けて企画提案する㈱UDエスカレーター（東京都新宿区）江本真聰社長は「施設側は費用負担なく実施でき、広告媒体化で収益確保が可能。広告募集や施工は当社がハブとなり手間も不要です。エスカレーター事故は都内だけで年間約1,500件も発生しているなか、リスクゼロで施設利用者の安全に貢献できます」と話している。
