パチンコ店減少続く、令和3年末は577店減の8,458店に 警察庁発表

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警察庁生活安全局保安課はこの度、「令和3年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。

令和3年(2021年)末のぱちんこ営業の営業所数(許可数)は、前年比577店減の8,458店となった。営業所数のうち、パチスロ専門店(回胴式遊技機等設置店)は768店で前年比64店減少した。

パチンコ店の数は、平成7年(1995年)の18,244店をピークに減り続けており、令和元年には昭和56年(1981年)の9,807店以来、38年振りに1万店舗を割り込んだ(9,639軒)。その後も減少が続き、店舗数は26年連続の減少となる。

遊技機の設置台数はパチンコ233万8,294台(前年比94,269台減)、パチスロ147万5,703台(同96,345台減)、スマートボール等176台(増減なし)、合計で381万4,173台(同19万614台減)となった。なお遊技機の設置台数が400万台を割り込むのは平成元年(1989年)以来で、ピークとなる平成16年(2004年)の約497万台から100万台以上の減少となっている。

1店舗あたりの平均設置台数は、前年から7.7台の増加となる451.0台。また、設置台数の規模別で見た店舗数は、これまで増加傾向が続いた1,001台以上の店舗が減少に転じるなど、100台以下の規模を除き、減少傾向となった。

100台以下は284店舗(前年比59店増)、101〜300台は2,613店(同120店減)、301〜500台が2,881店(同332店減)、501〜1,000台が2,364店(同154店減)、1,001台以上は316店(同30店舗減)となっている。

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