【調査】パチスロユーザーは昼頃からの来店がピーク

今回は来店客の来店時間帯について、最新データ（2022年2月）と過去データ（2021年2月）を比較。1年間でどのような変化が生じているのかを調査した。

まず、来店客全体の来店時間帯分布の最新データは、「朝から」が27.3%、「昼頃から」が44.7%、「夕方頃から」が22.2%、「夜から」が5.8%となった。これを、過去データと比較すると、過去データより増加したのが「朝から」（1.1ポイント増加）、「昼頃から」（0.1ポイント増）、「夜から」（0.1ポイント増）。「夕方頃から」は1.3ポイント減少した。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴うまん延防止等重点措置などが発令されたなどの影響はあったと推察されるが、この1年間では来店時間帯にほとんど変化はなかった。ホールに通う遊技客は既に、ウィズコロナ時代に対応した、自分なりの来店ルーティンを確立しているということだろう。

次に遊技内容別の来店時間帯を見てみる。「4円パチンコ」ユーザーは朝、夕方頃から来店する割合が増加。「1円パチンコ」ユーザーは朝から来店する割合が減少する一方、昼から夕方に来店する割合が増加した。

「20円パチスロ」、「5円パチスロ」ユーザーについては、昼頃から来店して遊技する傾向が高まった一方、朝、夕方以降ボリュームは減少している。これについては、６号機となり、朝一から狙うメリットが少ない、夕方以降勝負できる台が少ない等、理由は多々考えられる。来店時間帯でみても、パチンコ優勢、パチンコ劣勢の構図が見て取れる結果となった。