一般社団法人GLI Japanが4月5日に発表した、3月中に行われた型式試験実施状況によると、結果書を交付したパチスロ6型式のうち、2型式が適合していたことが分かった。同法人でのパチスロ機の適合は初めて。
同法人は、2018年8月に遊技機試験及び型式試験の指定試験機関として国家公安委員会から指定を受け、2020年7月にパチンコ機の試験業務を開始。2021年9月からはパチスロ機の試験業務をスタートしているが、パチスロ機の適合はこれまで無かった。
なお3月のパチンコの試験結果は、21型式に結果書を交付し、適合4型式（前月比-7）、不適合17型式（同+6）、適合率は19.0％（前月比-31ポイント）となっている。
一方の保通協も3月の型式試験等の状況を発表。パチンコ、パチスロとも前月に比べ、結果書の交付数が大幅に増加した。パチンコの結果書の交付は79型式（前月比+23）で、このうち、適合が24型式（同+7）、不適合が55型式（同+16）となった。適合率は30.4％と、前月と同様（前月も30.4％）の水準となっている。
パチスロは結果書の交付が75型式（前月比+24）で、このうち、適合が22型式（同+11）、不適合が53型式（同+13）となった。適合率は29.3％と、前月に比べて7.7ポイント上昇している。
