名古屋市の中消防署は2月24日、同消防署内で人命救助の功労に対する感謝状の贈呈式を開き、真城ホールディングスに感謝状を贈呈した。
真城ホールディングスが運営する温浴施設「天然温泉アーバンクア」では1月9日、従業員が心肺停止状態の利用者を発見。常連客とともに、迅速な119番通報や、AEDによる的確な心肺蘇生措置等を行い、一命を救った。
感謝状の贈呈式で、名古屋市中消防署の杉本昭博署長は「心肺停止の方は一刻一秒を争う。救急隊が現場に駆け付ける前に素早い対応をしてくれたことが救命に繋がった。ありがとうございます」と謝意を述べた。
今回の救命は、前職で看護師として働いていた常連客の的確な指示と、従業員のAED場所の把握、講習経験から良いチームワークが生まれことが良い結果に繋がった。
真城ホールディングスでは、「現場に居合わせ的確な支持を出してくれた酒井さま(※常連客)をはじめ、救命処置に協力頂いたお客様へ、この場を借りて感謝を申し上げます。当社社員へのAED講習等は今後も継続して行い、皆様に安心して利用頂けるよう徹底していく」としている。