日遊協の人材育成委員会が主催する「女性活躍推進フォーラム」の第5回目となる会合が2月24日、オンラインで開催された。
当日は、今クールでの同フォーラム最終回となることから、各グループがこれまで練り上げてきた女性活躍推進企画のプレゼンテーションを実施。参加者や委員らによる投票をもとに同委員会が協議した結果、「ワークライフバランスの環境支援」企画をプレゼンした「E-girls」が最優秀チームに選出された。
E-girlsの企画は、恒常的な人員不足解消や業務負荷のアンバランスを解消することをその1要件と考え、定年退職者や育児休業中・介護休業中のスタッフをサポートメンバーにする制度を構築するといったもの。ワークライフバランスからダイバーシティへ展開する新しい道筋を示したことや、実現可能性の高さなどが評価されたという。
都筑善雄担当理事は、「業務のDX化を体験しながら目標に向かって企画をまとめていったことは、今後のキャリアに大きく活かされると思う。女性活躍推進につながる企画を、今回の発表で終わることなく、各企業で活用できるように継続して働きかけをお願いしたい」と語りかけた。