大正大学の学生との共同プロジェクトを実施~日工組

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日工組が大正大学のゼミ生と共同で、パチンコのイメージ向上を目的としたプロジェクトを実施した。

日工組は2021年6月から、大正大学表現学部の中島和哉准教授のゼミと連携し、パチンコのイメージ向上を考えるプロジェクトを実施。12月10日にはその集大成として、同大学内でパチンコイメージ向上の施策を2チームに分かれて発表した。

同プロジェクトに参加したのは、広告代理店などに就職を希望する大学3年生7名。学生の大半はパチンコ未経験で、今回のプロジェクトのために独自のアンケート調査の実施や、実際にホールに足を運んでの遊技体験、8月にYouTubeで生配信された日工組主催のファンイベント「みんなのパチンコフェスONLINE2021」の収録現場を見学するなどして、業界の知見を深めた。

A班の発表では、友人紹介制度のあるアプリ開発を提案。パチンコ・パチスロユーザーの約8割が、遊技のきっかけが家族や親戚、友人などからの誘いという点に着目し、友人紹介制度で成功したTik Tokなどを事例にその効果を説明した。また、100人に行ったアンケートから分かった「ギャンブル」「遊び方が分からない」「手軽に遊べなさそう」といったネガティブイメージを払拭するため、街中に無料でパチンコが体験できるボックスの設置なども推奨した。

B班は、実店舗調査で感じた初心者に対するスタッフの対応の不十分さや、アンケート調査から若年層への接触機会の少なさが調査によって浮き彫りになったとし、、パチンコ体験イベントの拡充を提案。体験イベントへの集客方法としては、クオカードなどのデジタルギフトキャンペーンや、パチンコのゲーム性を擬似体験できるくじ引きなどを企画。その他、ホールでの学割制度の導入や、家族や友人と囲んで遊べるアーケードゲームのような横置きの機種開発も提案された。

日工組は「学生との共同プロジェクトを通して、若年層が抱く業界のイメージや問題点、さらに新規ユーザー獲得のための若者に刺さる効果的な施策を具体的に知ることができた。今回得た知見は、遊技人口の減少が問題視されている遊技業界にとって、課題解決の一助となる可能性がある。引き続き、様々な取組みを通じて業界を盛り上げていく所存」としている。

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