全日遊連は11月17日に定例理事会を開催し、貯玉補償の上限を引き下げることについて貯玉補償基金に提案することを決議した。
現在の貯玉補償基金による補償金額の上限は100万円(玉25万個、メダル5万枚)となっている。
理事会後の記者会見で阿部恭久理事長は、「現状は金額で100万円となっているが、巨額の貯玉をすること自体が果たしてよいのかということも含めて、全日遊連として上限額を下げたほうがいいのではないかということを貯玉補償基金に提案することを決議した」と説明した。
引き下げる金額については全日遊連から提案せず、貯玉補償基金の会議で検討されることになる見通し。
阿部理事長は、「ほとんどの方がこの金額で十分ではないかということであれば、レアな方のために上げておく必要はないと思う」との見解を示した。
全日遊連が2018年に実施した貯玉補償制度に関するアンケートでは、貯玉会員の95%以上が10万円以下の貯玉(メダル)数となっていた。