【調査】ワクチン接種に関する調査/2回接種率は75%、遊技頻度への影響は些少

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国内におけるワクチン接種率は、1回以上接種者が77.8%、2回接種完了者が73.1%で推移している。このうち、パチンコホールのメイン客層である65歳以上の高齢者については、1回以上接種者が91.6%、2回接種完了者が90.8%となっている(いずれの数値も11月5日時点、首相官邸ホームページより)。ワクチン接種状況は順調のようだ。そこで今回は、来店客のワクチン接種状況、接種による遊技頻度への影響を調査した。

接種状況については、「2回接種した」が実に75.0%を占めた。また、「1回接種した」が11.0%、「接種予定」が10.0%となっており、合計すると96.0%の来店客が、ワクチン接種を実施・完了することとなる。一方、「接種する予定はない」と回答したのは全体の4.0%だった。

では、遊技頻度への影響はどれほどあるのだろうか。結論から言えば、“ほぼ無い”ということになる。ワクチンを1回以上接種した来店客を対象に、遊技頻度を調査した結果、80.7%が「変わらない」と回答した。変わらないと回答した来店客層は、第2波~第5波といった感染拡大の中においても、変わらず来店していた層と考えられる。

それよりも憂慮すべきは、ワクチン接種を実施したのにも関わらず、15.1%が「減った」と回答したことだ。これはワクチン云々ではなく、遊技機に関する不満からによるものが大きいと感じる。離反客を呼び戻すためには、やはり遊技機も肝心だということが改めて露呈した。

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