【コラム】パチスロ稼働を底上げ!バラエティコーナー強化策とは!?

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今回は、パチスロ営業におけるバラエティコーナーの稼働向上策について考えてみます。粗利コーナーとして考えがちですが、バラエティコーナーの稼働を底上げすることは、今後の経営戦略で重要なポイントになるでしょう(文=三木貴鎬/エスサポート代表取締役)。

バラエティコーナーを稼働させる条件は?

来年2022年1月末には5号機が完全撤去となり、完全6号機時代が到来します。今までに登場している6号機は、なかなかヒット機種に恵まれず、故に稼働に期待できる6号機だけで機種構成を組むことが難しい状況になっています。

ジャグラーや30φ機種を除いて、10台以上の主力機として運用できる6号機は、『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』ぐらいでしょうか。そのほか、脇役機として3~5台設置できる機種も10機種程度しかないのが現状です。

加えて現在、パチンコ・パチスロ業界にも世界的な半導体不足の影響が及んでおり販売延期、中止、台数の減少など、新台不足が露呈し始めています。そのような背景もあり、1機種1~2台で多機種を設置する「バラエティコーナー」は6号機だけで機種構成を組む際に使い勝手がよく、近頃ホールにおける設置比率が増えてきたように感じます。

そのため、今では40台、50台設置のバラエティコーナーを設けるホールも多く、そのバラエティコーナーを活かして集客できる環境が整ってきました。それを裏付けるように、最近では客付きが良く盛り上がっているホールをよく見かけるようになりました。こうしたバラエティが強いホールは例外なく、バラエティコーナーにしっかり高設定を使用して運用しています。

バラエティコーナーの設定運用手法は、基本的にはほぼ毎日のように設定6を使用することです。ただし、バラエティコーナーの総台数が少ないと運用は難しく、毎日のように設定6を投入するためには、最低でも30台程度の台数は欲しいところです。台数が少ないと設定6が見つかるのが早く、他の台が見切られ、利益が残りません。そのため、私の経験則となりますが30台以上の設置が望まれます。これが大前提です。

また設置機種も重要で、人気がない6号機だけを集めたバラエティコーナーでは、高設定を使用しても無駄になります。平日、平常日でも高稼働が見込める6号機の新台が最低でも7~8台は混ざっていることも大事です。バラエティコーナーがこれらの機種構成の条件を満たしていれば、日々の設定運用で稼働を上げることは可能だといえます。

実際の設定方法は?

設定運用方法はさっきも申し上げた通り実にシンプルで、“設定6をほぼ毎日のように使用”することです。加えて、「奇数設定か偶数設定かが分かりやすい機種」、「設定2以上示唆が頻出する機種」には設定2を使用し、低設定の見切りを少しでも遅くする工夫が必要です。

設定2を使用することで「設定1ではない」と遊技客に分かってもらえれば、バラエティコーナーでも設定に期待ができる状況であることを伝えることが出来ます。

このように、バラエティーコーナーに日々使用する設定は基本的に設定1、2、6の3種類だけとなります。では、この設定1、2、6を日々、どのように使用していけばよいのでしょうか。

まず最初の取っ掛かりとしては、バラエティに設定6が毎日使用されていることを遊技客に気付いてもらうために、確実に設定6が分かる機種(設定6確定演出搭載機や、初当たり確率など設定差が如実に表れる機種)に使用していきましょう。

ある程度浸透してきたら次の段階として、日々の稼働を予想して「ギリギリ見つかるレベルの機種」に毎日設定6を使用していきます。同時に、偶数設定が判別できる機種には設定2を使用しましょう。

バラエティコーナーの稼働を向上させる設定運用は“これだけ”ですが、「ギリギリ見つかるレベルの機種」を日々選択することが難しく、どの台に使用するのか遊技客との駆け引きが重要になります。

また、特定日など高設定に期待して高稼働する日は、バラエティコーナーを強化して、設定6の使用数を多くし、「バラエティにも設定6がある」ことを強くアピールしたいところです。

高稼働日なら人気の主力機種は、それほど設定配分を高くしなくても勝手に高稼働するため、稼働が弱くなりがちなバラエティコーナーに高設定を多数使用することによって稼働が底上げされ、全体稼働を伸ばすことができるでしょう。

これだけ言うと“バラエティコーナーには設定3、4、5が必要ないのか”という疑問が生じると思います。確かに設定3、4、5を投入すれば客滞率を上げることができますが、そうすることで設定6を使用する台数が確実に減ってしまいます。

設定6が使用されていること自体が、遊技客にとって強力なアピールポイントになりますので、設定6を優先し、設定3、4、5は使わないと決めてしまったほうが無難です。

バラエティコーナーの稼働向上が、パチスロ全体の稼働向上につながることは間違いないと思います。ぜひ、今回の内容を参考にしていただき、自店におけるバラエティコーナーの活用方法を検討・実施してもらえれば幸いです。

◆著者プロフィール
三木 貴鎬
㈱エスサポート代表取締役
1972年生まれ。97年中央大学商学部卒業後、パチスロ専門店(神奈川県42台)にて勤務。01年〜06年グループ4店舗を統括部長として指揮、在職中より他店舗のコンサルティングにも携わる。この期間、全ての店舗で稼働平均15,000枚を継続。07年に独立し、パチンコ・パチスロホール運営コンサルタントとしてエスサポートを設立。“ホールの知恵袋”として全国どこにでも出張中。社内外を問わず行うセミナーも好評。

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