日遊協人材育成委員会は9月30日、「女性活躍推進フォーラム」をオンライン開催した。同フォーラムは、令和4年2月まで全5回に渡って開催される予定になっており、今回がその初回となる。当日は、19社から31人が参加した。
冒頭挨拶した羽山雄介委員長は、「普段は交流する機会がなかなかない他社の方と、一つの目的に向かって進んでいく貴重な機会。ぜひみなさんの成長が会社の成長につながるよう、いろいろなものを持ち帰っていただければ」とフォーラム開催の意義を語りかけた。
当日のフォーラムでは、セミナープログラムとして、JCDA認定CDA、国家資格キャリアコンサルタントの梶川則子氏が、ダイバーシティーをテーマに「私らしく在り、組織で、働く。」と題し講演を行ったほか、参加者が6グループに分かれて課題に取り組むディスカッションが実施された。
そのうち、女性、高齢者、障がい者の雇用を促進する国の政策や、ダイバーシティ、インクルージョンを解説した梶川氏は、「どんな自分に誇りを持って生きているのか、組織ではそれぞれがお互いを認め合い、どうやって目標に向けて働くのか、そして参画できるできないではなく、参画してみようという気持ちが大事」と呼びかけるなどした。