今回は遊タイムに関する意識調査を実施した。遊タイム搭載機の登場から早1年経ったが、来店客は遊タイムに対してどのような印象を持っているのだろうか。
まず認知度についてみると、「遊技したことがある」が39.5%、「(知っているが)遊技したことはない」が26.9%、「知らない(聞いたことがない)」が33.6%となっている。このことから来店客全体のおよそ65%が、遊タイムのことを認知していることが分かる。
遊タイム搭載機が登場した昨年4月からこの1年間、パチンコ新機種にはスペックを問わず、そのほとんどに遊タイムが搭載されていた。また、ホールにおいてもパチンコ初の機能として、ポスターやPOP等で積極的にアピールしたこともあり、広く認知されるようになったと推察される。
遊タイムの是非については、全体のおよそ10%が「ないほうがよい」と否定的な立場に立っているが、残りの90%は肯定的だ。こうした意味でも遊タイムは一定の成功を納めているのではないだろうか。
「ないほうがよい」と回答した理由については質問3の通りだ。ヤメ時やハイエナに対する疑問や不安が半数を占めている。
現在はスマホの普及により、WEBで簡単に機種情報が閲覧できる時代だ。若年層、中年層ならいざ知らず、情報弱者である高齢層にとっては、「遊タイム」というシステムそのものの理解に乏しいケースが多い。こうした遊技客に対してどうフォローしていけるかが、今後の重要な課題ではないだろうか。
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