台間機種説明POPもデジタル時代に!
ニューノーマル時代をサポートする新たな支援ツール『A-TE-RU』が誕生

投稿日:2021年6月20日 更新日:

パチンコ業界に何とも興味深い、かつ可能性を秘めたツールが登場した。お馴染みの台間機種説明POPにもデジタル化の時代が到来しつつある今、その先駆けとなるのが非接触型店舗支援ツール『A-TE-RU』だ。コロナ禍のなか、ホールが求めるニーズは常に変化している。安心と安全のみならず、一層の効率化が望まれるホール営業に対し、同ツールがもたらす効果は一体、どんなものなのだろうか。

ワンタッチで情報収集

NFCチップの利点は、直接的な接触を必要とせず、スマホを近づける(かざす)だけで、様々なサービスを利用できる点にある。

代表的な例を挙げると、Suica等の交通系電子マネーやiPhoneに搭載されたApplePayなど。既に多くの人の生活にNFCチップは浸透しており、便利な環境を実現している。

今回、㈱A–TE–RUは、その技術を活用した非接触型店舗支援ツールを完成。遊技台1台1台にNFCチップを内蔵したシールを設置することにより、当該機種の詳細な情報をはじめ、遊技客がその場で様々な情報が得られる環境を実現した。

同ツールを平たく言うと、台間機種説明POPのデジタル版となる。現在、ホールでは新型コロナ感染症対策として、各遊技台および台間POPを含む付帯設備の消毒清掃が必須だ。同ツールを活用する事で、台間POPの消毒が不要となる。また、同ツールでは機種情報以外にも新台入替など店舗の最新情報、SNSアカウントなど外部サイトへの誘導といった店舗側が伝えたい情報を一元管理し、来店客へダイレクトに届けることが可能だ。

※タップするとデモ画面が開きます

■システム説明動画

機種情報を一括管理

台間POPのデジタル化により、現場スタッフの作業が軽減する点も見逃せない。

同ツールはクラウド型ホール管理システム『PBRAIN』の技術提供を得たことで、各遊技機の情報をソフトウェアによって一括管理。設置機種を移動した際も、設定不要で自動的に対応する。デジタル化により、これまで遊技台の移設等で必須だった台間POP等の差替え作業も不要となる。

ホールと密接に関係

佐々木健太郎代表取締役社長

左から、小田部雄輔取締役専務、大原直樹取締役副社長、高島雄太取締役常務

同社のメンバーは4名。全員がホールで働いた経験があり、その実務や実態に明るい。

またメンバーは、パチンコ業界特化型人材育成システム『PMOTIVATION』の運営も行っており、そこで得たホールが抱えている課題などの声を元に今回、同ツールを完成させた。

同社の佐々木健太郎代表取締役社長は「『ATERU』が実現するのは最新情報の標準化です。お客様は無差別に配信される情報よりも本当に必要なことを瞬時に得られることに価値を感じるように変わりました。求められる情報を整理し、提供できる体制を作ることが、ホール様に求められていることと考えています」と製品開発の趣旨を語る。

新規則機への移行に加え、コロナ禍をキッカケとしたニューノーマル時代の到来など、ホール営業は今、大きな変革を迫られている。

「新たなホール運営の基礎作りをお手伝いしたい。時代の変化を感じ取り、柔軟に対応し、『ATERU』の活用方法はもちろん、これからの時代に応じた新しい価値を生み出したいと思います」(佐々木社長)。

◆開発・運営
株式会社A-TE-RU
〒174-0053
東京都板橋区清水町38-1-1409
TEL.03-6875-8015
FAX.03-6800-2228
http://a-te-ru.jp/

◆問い合わせ先
フィールズ株式会社
TEL.03-2784-2888
http://www.fields.biz

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