【コラム】初代牙狼が完全復活!? 『P牙狼月虹ノ旅人』の販促ポイント

投稿日:2021年5月20日 更新日:

◆注目機の販促ポイント
2008年の初代牙狼から約13年。遂に初代の爆発力を継承した新生牙狼が登場します。初代牙狼の記憶を刺激しつつ、『P牙狼月虹ノ旅人』をアピールしていきましょう。

『P牙狼月虹ノ旅人』の魅力とは

遂にベールを脱いだ『P牙狼月虹ノ旅人』ですが、初代牙狼を彷彿させるスペックが適合し、サンセイアールアンドディの公式動画で「本命適合」「全超越」「新時代幕開け」と期待感に満ちたキャッチを引っさげて情報解禁となりました。

スペック面ですが大当たり確率1/319.68×継続率約81%×一種二種混合と、大当たり確率を除いてほぼ初代の様な仕様です。さらに右打ち時はALL10Rの1500発となり、牙狼らしさである「爆発力×スピード感」が復活したように思えます。

直近の牙狼ミドルは、規制の問題からロングSTタイプが主流で、一昨年の「P牙狼冴島鋼牙XX」では大当たりまでの演出の長さ、さらには当たってからアタッカー開放までの時間に大きなラグがあり、ユーザーからの支持があまり得られていなかった様に思えます。

パチンコの闇の時代の中でメーカーの出玉を落とさない為の試行錯誤が垣間見えましたが、肝心なユーザーの打感が置いてきぼりの状態でした。しかし今回の牙狼では二種の確率が約1/1.08とまさに初代牙狼のスピード感が再現されています。加えて昨今の一種二種タイプがユーザーから評価を得ている事から、まさに時代の求める牙狼が帰ってきたと言えるでしょう。

『P牙狼月虹ノ旅人』の販促ポイント

ではどの様に、同機の販促を行えば良いのでしょうか。今回は初代牙狼のイメージを掘り起こしてもらい、より良いイメージの状態で『P牙狼月虹ノ旅人』を楽しんで頂く事を狙ってみました。

私もこの記事を執筆しながら初代牙狼の登場が、13年前の出来事という事実に驚きを隠せませんでした。当時はホールで牙狼コーナーの出玉が足りずに先流しなんてものも良く見かけたものです。私自身も初代の牙狼で様々な体験をしたものです。今となってはいい思い出ですが(笑)。

ところで何故、初代のイメージを掘り起こしてもらう必要があるのでしょうか。これには人間の脳の仕組みが関わっています。「昔は良かったなぁー」なんて言葉をたまに聞きますが、過去の思い出は何故かキレイに蘇りますよね?人間の脳は成功体験や、良かった記憶だけを残そうとします。失敗した記憶や、嫌な記憶に関しては時間が経つと不要な情報として脳が整理を行うため結果、昔の記憶に関して美化した状態になるという仕組みです。

またこの仕組みは、昔を思い出せば思い出すほど美化される傾向にあり、初代の牙狼を想起させ今回の牙狼に連想させることで期待感の相乗効果が得られるというわけです。

そんな訳で今回の販促ポイントは「アイキャッチによる想起」の販促と、「ヒストリーによる連想」の販促の2点がポイントになります。

①初代完全復活
「アイキャッチによる想起」
初代スペックの「完全復活」、これがキーワードとなります。初代から13年も経っている事から、今の20代の方は初代の牙狼はきっとゲームセンターで遊技した事があるか無いか程度かと思います。下手をすると30代前半の方もホールでは遊技をしたことすらない可能性があります。

しかし牙狼の初代は今でも語られる程の名機です。ピーク時の導入台数が約10万台という記録的なヒットは未だに記憶に残っているのではないでしょうか。またパチンコを語るうえで外せない機種とも言えるでしょう。

そんな初代を想起させながらも上述した今回のスペック面を推していきましょう。今作の牙狼は現在ホールで稼働貢献している『P大工の源さん 超韋駄天』(以下、韋駄天)や『P真・北斗無双 第3章』(以下、無双3)の良い所をハイブリッドしており、出玉は無双3並みで大当たりまでのスピードは韋駄天より早い、まさに射幸心の塊です。ヘビーユーザーでなくとも興味が出てしまうのではないでしょうか。かく言う私もその一人です。

販促事例①
初代の想起と今作のストロングポイントを伝える「アイキャッチによる想起」。

②初代から振り返る
「ヒストリーによる連想」
思い返せば初代の登場から13年、様々な時代に様々な牙狼があり、少なからず皆さんどの牙狼にも触れて、それぞれの思い出があるはずです。販促のポイントでもお話しさせて頂いたように、思い返していく度に良い記憶になっていきます。極端な話ですが、例え10万円負けたとしても当時の同僚と話す時には良い笑い話になっているはずです。

そうやって過去13年間の思い出を牙狼のヒストリーを見ながら楽しんで最新の牙狼に触れて頂く。最近の若い子達の言葉を借りるのであれば「エモい」でしょうか?(笑)

こんな風に直接、機械に触れること以外でもお客様に楽しんで頂いたり、ワクワクして頂くことが出来るのも牙狼という歴史あるコンテンツだからこそかもしれません。今すぐにでも始められる販促なので是非お試しください。

販促事例②
遊技機で遊ぶだけが楽しみではなく、思い出をも楽しんで頂く「ヒストリーによる連想」。

「フダポス」による営業支援
私たちはこのような新台や時流の問題の解決のお手伝いを「フダポス」というツールでもご支援させて頂いております。おかげ様で現在2000店舗でご活用頂いております。様々なコンテンツが御座いますので一度ご覧頂き、是非、皆さまのお力になれましたら幸いです。

◆著者プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
Mail:info@cfy.jp

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