【コラム】パチンコでは約5年ぶりの新台!『Pガルパン劇場版』の販促ポイント

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©GIRLS und PANZER Projekt
©GIRLS und PANZER Film Projekt

◆注目機の販促ポイント
ファン待望の劇場版の演出を採用したパチンコ新台『Pガールズ&パンツァー劇場版』。市場で受けている1種2種タイプでアニメコンテンツコーナーの主軸となる可能性を秘めています。

『Pガルパン劇場版』の魅力とは

2015年10月にパチスロで初登場してから圧倒的人気コンテンツのガールズ&パンツァー(以下、ガルパン)。その劇場版がパチンコで遂に登場します。昨今のアニメコンテンツコーナーの促進が行われている中で追い風の機種になるのではないでしょうか。

今年3月には劇場版の最終章(第3話)も上映が開始され、更なる盛り上がりにも期待できます。アニメの公式ツイッターでは、劇場版最終章のツイートにリツイート1.8万、いいね2.2万(※2021年3月29日現在)が付き、ファンの多さに気付かされます。また劇場版最終章の映画はFilmarks(国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス)で初日満足度ランキング第1位を獲得。未だにコンテンツの強さがうかがえますね。

同機のスペック面やゲーム性は、 SANKYOさんの『戦姫絶唱シンフォギア』に類似しています。目新しさがない反面、ユーザーに馴染みのあるゲーム性のため、ゲーム性の理解に意識を向けながら打つ必要が無い点は評価できるのではないでしょうか。

昨今、各メーカーの努力により新しいゲーム性や出玉の仕様が開発され、多種多様な遊技機が登場していますが、その分、ゲーム性が複雑になり、ライトユーザーや新規ユーザーには理解の難しい台が増えてきた様に感じます。

人は理解できないことにストレスを感じるものです。今の複雑なゲーム性は長年パチンコを遊技している方でも難しい機種が存在します。その点、同機は誰しもが楽しんだことのある機種にゲーム性が類似しており、上述した通り、純粋に演出面だけを楽しむことが出来るので、不要なストレスを感じずに遊技頂けるのではないのでしょうか。

『Pガルパン劇場版』の販促ポイント

では、どの様に同機の販促を行えば良いのでしょうか。今回はライトユーザーや若年層に向けて楽しんで頂くための販促になります。

平和さんのYouTubeのコメントを見る限り、同機の登場を首を長くして待っているファンが多く見受けられました。

少し余談となりますが、各メーカーさんのPVはコメントオフの状態がほとんどです。対して、平和さんのPVはコメントができる様になっており、ユーザーの声を真摯に受け止めようとしてる姿勢は、ファンの方々にとって好印象にうつるでしょう。また同機のPVにはコメントが300件を超えており、ファンの期待の大きさがうかがえます。ユーザーの生の意見が見られるのは非常に貴重で、機械購入の担当者には検討の材料として参考になるのではないでしょうか。

話が少し逸れましたが、今回の販促ポイントは「レコメンド」による販促と、「ファンに伝わるネタで楽しんでもらう」の2点がポイントとなります。

①似た機種での「レコメンド」販促
同機のスペックは最近、流行りの1種2種混合タイプで、『戦姫絶唱シンフォギア』に類似したスペックです。そこで類似しているスペックを遊技しているお客様を対象に、レコメンド(推奨)を行うことで新台の稼働の最大化を狙います。

合わせて、同機を遊技されるお客様に対し、分かりやすくゲーム性をお伝えすることもポイントです。これにより機械の理解にタスクを割かずに演出面などを楽しんで頂くことが出来ると思います。

新台の運用についてですが、同機に限らず、まずは初期稼働を上げ、ユーザーの評価をしっかり受けて、良い台なのか良くない台なのかを判断することが重要です。新台ということに胡坐をかかず、しっかり稼働させ、稼働した上で本来の機種評価をすべきです。まずはどんな台でもユーザーの声を徹底的に集め、今後の運用の指標にしてみては如何でしょうか。

販促事例① レコメンドを行うことによりスペックの好みに合わせた提案をお客様に行うことで興味関心を与える。

②遊び心をお客様と共感する「ファンに伝わるネタ」
過去の記事でもコンテンツをお客様と楽しむ術をお伝えして参りましたが、コンテンツの直接的な内容ではなく、コンテンツに関わる事象で楽しませることも手法の1つとなります。

一例として紹介したいのが、「ガルパン×焼きそば」というワードです。このワードにピンと来た方はお客様と同じ目線の方と言えるでしょう。恐らくパチンコのガルパンファンの多くの方に伝わるネタですが、これはアニメやパチンコ・パチスロの演出ではありません。ですが、このワードはファンの方に刺さるキーワードです。詳細は省きますが、千葉県の某ホール様でガルパンを遊技しながら焼きそばを食べていらっしゃったファンの光景がツイッターで上げられており当時、話題になりました。同機PVのコメントでも、このネタに触れているファンも多く見受けられます。

各コンテンツには色んな歴史があり、当時の話題が機種の象徴になっているケースもあります。これを販促の一つとして活かすことで他店と一味違う販促になるのではないでしょうか。

販促事例② ファン同士だからこそ通じる話題をお客様と共有することで親近感や共感を得るきっかけ作りに。

「フダポス」による営業支援
私たちはこのような新台や時流の問題の解決のお手伝いを「フダポス」というツールでもご支援させて頂いております。おかげ様で現在2,000店舗でご活用頂いております。様々なコンテンツが御座いますので一度ご覧頂き、是非、皆さまのお力になれましたら幸いです。

◆著者プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
Mail:info@cfy.jp

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