◆注目機の販促ポイント
2020年パチンコ人気ランキング上位に入った『P大工の源さん超韋駄天』のライトミドルバージョンが登場!さらなる源さんブームの兆しが!
長時間遊技にも適した『韋駄天 LIGHT』
昨年4月にミドル版が登場し、右打ち時の高速消化や演出の法則での楽しみ、さらには通常時の大当たり時までの演出のメリハリがユーザーに評価され爆発的な人気を博した『P大工の源さん超韋駄天』(以下、韋駄天)。
パチンコファンにとどまらず、パチスロの低迷が続いたことも拍車をかけ、パチスロのメインユーザーをも巻き込んで『韋駄天』ファンが急速に増え、現在に至っております。その結果、幾度と増産を重ねたにも関わらず、現在(2021年3月時点)でも中古機価格が約100万円弱で推移しているなど、今もなお高い人気を維持していることがうかがえます。
そんな韋駄天のライトミドル版が今年の4月に登場します。ミドル版に比べ、大当たり時の出玉が減少していますが、元々、小ラウンド大当たりを高継続で繋ぎ、その合間で9Rを引き寄せた分だけ出玉の伸びしろがあるという仕様なので、大当たり時の出玉の減少は大きな問題に感じません。
強いて言うのであれば「超源RUSH」の初回の突入率がミドル版の約60%に対し、ライトミドル版は約50%とやや低下しており、この突入率の低下がどう打感に響くかが懸念されます。しかし、短時間勝負で遊技するミドル版に対し、ライトミドル版は初当たり確率が約1/129と、長時間の遊技にも適してるので私は誤差の範囲内ではないかと予想しております。
すでにミドル版を設置しているホール様であればライトミドル版と一体でコーナー化することにより、ライトミドル版で長時間遊技するユーザーの稼働マジックによりミドル版の日中の稼働時間を増やせることに期待できます。
『韋駄天』と同様のゲーム性で過去、人気を博した『ぱちんこCR聖戦士ダンバイン』は1/319と1/256のスペックが存在しており、この2スペックでコーナー化しているホール様が多々、見受けられました。その後に追加でリリースされた1/99タイプは、甘デジコーナーに設置されているケースが大半でしたが、「韋駄天」の場合は、あえて1/319と1/129でコーナー化してみるのは如何でしょうか?
『韋駄天 LIGHT』の販促ポイント
では、どの様に『韋駄天 LIGHT』の販促を行えば良いのでしょうか。今回は、大当たり確率にこだわらず「大工の源さん超韋駄天」という固有名詞での販促がポイントとなります。
現状、ミドルスペックでのユーザーシェア率が大きいのは、『初代 北斗無双』と『韋駄天』ですが、『初代 北斗無双』は今年の11月いっぱいで設置期限を迎えます。
パチンコは今後、様々なスペックの登場が予想されますが、ユーザーにいちコンテンツとして既に高い認知を得ている『韋駄天』は、なお育成の余地があります。そのためライトミドル版の登場により、コンテンツの認知度やイメージという点においても、さらなる盛り上がりが予想されるでしょう。
そこで今回の販促のポイントですが、上述したスペックに囚われない「コーナー化」の実施に加え、ミドルスペック版の未導入ホール様では、ライトミドル版の導入時に、改めて「韋駄天 導入」をアピールすることの2点がポイントとなるでしょう。
①『韋駄天』“コーナー化”
『韋駄天 LIGHT』は、ライトミドルのコーナーに設置するのではなく、ミドル版の『韋駄天』と共存させることにより、『韋駄天』自体の活性化に繋げることが出来ます。つまり、新たに『韋駄天』コーナーを作ることで、ユーザーからすると一層、『韋駄天』に力を入れているようなイメージを受け、ミドル版・ライトミドル版ともに相乗効果が得られると予想されます。
また『初代 北斗無双』の設置期限も半年以上あるとは言えど、11月末は感覚としては、あっという間に到来します。地域の稼働状況にもよりますが『韋駄天 LIGHT』導入後も小分けで同機を連続して増台し、 GW営業に繋げることも効果的かと思います。『韋駄天』のコーナー化を進めるに当たっては、 GWまでのストーリーを描いてユーザーの期待感を演出してあげましょう。
②遊び易さとともに、一撃性を訴求
『韋駄天 LIGHT』は、甘デジとライトミドルの中間の様な初当たり確率です。これが甘デジの場合、同様の爆発力のある機種はどうしても突破型のタイプになりやすく、初当たり後の時短で再度当てなければならないスペックが最近の機種では多勢を占めます(ウルトラセブン2や必殺仕置人)。またライトミドルの場合は、ミドルに比べると当たりやすさはあるものの、爆発力不足を感じてしまいます。
しかし『韋駄天 LIGHT』は、甘デジに近い大当たりの体験をしながら50%で「超源RUSH」に突入してミドルスペックと遜色のない継続率や出玉感を堪能できるという特長があり、ミドル版「韋駄天」のファン層をも取り込める可能性を秘めています。
またミドル版も基本的には3Rを積み重ねて出玉を伸ばしていくタイプのため、ライトミドル版でもミドル版と遜色のない大当たり回数や出玉感などの成功体験を得られるとも言えます。『韋駄天 LIGHT』は、ミドル版からのスペックダウンではなく、新たな『韋駄天』の遊び方のスタイルの一つとしてお客様に提案して行きましょう。
「フダポス」による営業支援
私たちはこのような新台や時流の問題の解決のお手伝いを「フダポス」というツールでもご支援させて頂いております。おかげ様で現在2,000店舗でご活用頂いております。様々なコンテンツが御座いますので一度ご覧頂き、是非、皆さまのお力になれましたら幸いです。
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
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