保通協は2月1日、令和3年1月分の型式試験実施状況を発表した。それによると、パチスロの適合率は前月と比べて約4.6ポイント増加し、約30.8%と、4カ月連続で上昇していたことが分かった。
平成30年2月の新規則施行直後は、それ以前に持ち込まれてた旧規則機の高い適合率が反映されていたが、型式試験の結果がすべて6号機となった平成30年6月以降、緊急事態宣言の影響が強く出た2020年5月を除き、パチスロの適合率が30%台に乗ったのは初めてとなる。なお、適合した型式数は20機種となっている。
一方、パチンコの適合率は前月比2.9ポイント減の46.5%で、適合機種は33タイトル。昨年11月に50%台に到達したパチンコの適合率だが、12月から微減傾向が続いており、2カ月連続の減少となった。
また同日には、GLI Japanが令和3年1月分の型式試験実施状況を発表。パチンコ3機種分の試験結果書を交付し、適合したのが1タイトル、不適合が2タイトルだった。