【導入レポート】全店、全社員が必携 現場教育で活躍中!〜ホールスタッフ手帳 in 将軍グループ

投稿日:2020年12月8日 更新日:

『パチンコホールスタッフ手帳(以下、ホールスタッフ手帳)』とは、「980円で実践できる社員研修!」をキャッチフレーズに、パチンコ業界専門誌・月刊GreenBeltの知識・情報を一冊に凝縮したオリジナル手帳です。このレポートでは、今年『2020年版』を導入したパチンコホール様に話を聞いたものとなっています。

全店、全社員が必携 現場教育で活躍中!

「将軍」「ジャスティス」の屋号で、東北・関東・東海などにホールを展開する株式会社サンキュー(本社/愛知県名古屋市・今井有二社長)。同社では今年から『パチンコホールスタッフ手帳(以下、スタッフ手帳)』を導入。役職者をはじめ、正社員全員に配布し、主に現場で役立てているという──。

各店マニュアルから手帳へ
携帯して現場教育に活用

東京・JR田端駅の目の前にある《将軍田端店》。勤務する阿部さんと我如古さんの二人も、スタッフ手帳を持つ社員だ。

彼らの役職は副主任で、フロア業務を最前線で指揮する立場。勤続年数では、二人とも7年と15年のベテラン社員だが、肌身離さず携帯して現場教育などのシーンで活用しているという。

「私たち副主任は、当社ではもっとも一般社員や役職見習い、パート・アルバイトと近い存在です。接客のいろはやトラブル対応など、あらゆることを教えなければいけません。特に口頭で伝わりづらいことに対して(スタッフ手帳は)有効に使わせていただいています」と阿部さんは話す。

またマニュアルがなかった自身の入社当時を振り返りつつ、今年は引き継ぎや教育がやりやすくなったという。「各店舗のマニュアルは5年ほど前からありました。ただ携帯できないサイズというのもあり、うまく使いこなせていませんでした。手元にあることは想像以上に重宝していますね」と評価する。

定期的に災害対応マニュアルなど、コンテンツを使って共有。なかでも、コロナ禍で外国人客は減ってしまったが、
多言語挨拶集は「早く使ってみたい」と意欲的だ。

いざという時に備えた
オリジナル仕様の手帳に

『ホールスタッフ手帳』のオプションサービスでは、表紙や見返し(表紙と裏表紙の内側・計6ページ部分を、オリジナル仕様に変更できる。

今回、同社ではこのサービスを採用。その見返しには「企業理念」や「アドレス帳」、「災害時の対応マニュアル」などを掲載した。

昨今ではいつ起こるかわからない自然災害。有事に最善の行動をとるため、同社では「災害時の対応マニュアル」と「アドレス帳(本社・各店舗の連絡先と緊急連絡先を記入できるページ)」を手帳に集約した。

現在までに田端店で火災・地震などの被害は受けていないというが、我如古さんによると、「先日、当店は停電の被害にあいました。その影響で、インカムが使えなくなってしまったんです。多層階で連絡が取りづらく対応に苦労しました。そういう時のいい対応方法があればよかったですね」と苦笑する。

スタッフ手帳では、毎年こうした声にも応え、新コンテンツを盛り込んで行く予定だ。時代によって変化するニーズに応え、より仕事に役立つ『2021年版』にも期待してほしい。

田端店に勤める正社員たちの手帳。常に携帯しているとあって、阿部さんの手帳のロゴはかすれていた。

【取材店舗】

●将軍田端店
東京都北区田端6-2-33
総台数:592台
パチンコ:380台/パチスロ:212台

〜月刊グリーンべると2020年12月号掲載〜

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