人材育成研修・組織活性化支援などを行うkaikaは5月15日、「休業中の取り組み状況アンケート」をまとめた。緊急事態宣言で休業しているパチンコ店従業員を対象とした。
同アンケートは、5月1日から5月8日まで行い、約100人から回答を得た。
店舗休業中の各ホールの対応は、休業手当支給が43.8%、店舗スタッフの輪番出社が23.8%、有給休暇取得が21.3%となった。また、店舗で実施している取り組みとしては、店舗大掃除やメンテナンスが83.5%、1日1回の体温と体調報告が63.3%だった。
ホールスタッフが不安に思っていることとしては、「雇用が継続されるのか」や、「営業再開時期が未定」、「再開後の稼働状況」などの声が上がった。一方、会社・店舗の取り組みとして今後希望することは、「ホール内のウイルス対策」「従業員の安全確保」「地域貢献活動」が上がったほか、「メンタルケア」や「業界の存在意義」などの回答もあった。
同社は、「最前線に立つスタッフ、社員の声を少しでも業界に届け、アフターコロナ、ウィズコロナの時代におけるホール運営の小さなヒントにしてほしい」としている。