シーズはこのほど、パチンコ遊技者・非遊技者を対象に「新型コロナウイルス感染症に関するパチンコへの意識調査」を実施し、その結果をまとめた。
緊急事態宣言中での遊技意向についての質問(n=遊技者500人)では、近隣で営業しているパチンコ店があれば「行きたい」(非常に行きたい+行きたい)の回答が遊技者全体の約12%で、「行きたくない」(非常に行きたくない+行きたくない)は71%となった。遊技者の中でも行きたくないの回答が圧倒的に多かった。
一方、緊急事態宣言解除後のパチンコ遊技意向(n=遊技者500人)では、「非常に行きたい」「行きたい」の回答が遊技者全体で約47%、「行きたくない」との回答が約19%となった。遊技者の中でも行きたいと考える人が半数を割り、営業を再開しても来店数の減少が見込まれる結果となった。
再開しても行きたくない理由としては、「コロナウイルスへの感染が心配」が約60%、休業が続くパチンコ店の状況を踏まえ「負けそう・出なそう」といった回答が約30%あった。さらに「パチンコ自体へのイメージ低下」といった世論の体裁等の理由や、「パチンコ・パチスロに興味がなくなった」といった声も多かった。コロナ禍が長引くことで、こうした要因から遊技人口が減少することが懸念される結果となった。