5月14日から20日まで「依存問題啓発週間」となることから、遊技産業の主要15団体でつくるパチンコ・パチスロ依存問題フォーラム実行委員会は5月13日から、安心娯楽宣言『パチンコ・パチスロ依存問題特設ウェブサイト』を公開した。
同実行委員会では当初、5月14日にパチンコ・パチスロ依存問題フォーラムを都内で開催する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、開催を中止していた。
同サイトの公開は、中止となったフォーラムの代替として、一般市民に向けて依存問題を啓発するもの。サイトはパチンコ・パチスロ産業21世紀会ホームページ「安心娯楽宣言」内に設置している。
サイトの内容は、パチンコ・パチスロ依存問題の解説、のめり込み自己チェック表、業界における依存問題の取り組み、公的な相談機関等の紹介などで、特定認定非営利活動法人リカバリーサポート・ネットワークの西村直之代表理事が監修。業界の取り組みについてはフォーラムで紹介予定だった動画を組み込んでいる。
サイトの公開は啓発週間終了後も当面の間、継続する方針。
全日遊連では5月12日に各都府県方面遊協に同サイトの開設を通知し、組合員パチンコホールに告知チラシの掲示協力を求めている。休業要請が継続している都道府県のホールにおいては、休業要請が解除され、営業再開後の協力を呼び掛けている。