一般社団法人貯玉補償基金は4月9日、ホームページ上に「緊急事態宣言による貯玉/貯メダルの賞品交換について」を掲載した。
政府の緊急事態宣言の発令に伴い、対象地域のパチンコホールが休業になったことで、賞品交換が一時的にできなくなった貯玉/貯メダルの保有会員(パチンコ・パチスロファン)がいることから、ファンに少しでも困惑や不安を解消してもらおうと通知したもの。
通知によると、貯玉/貯メダルについて、「緊急事態宣言が解除され、加盟ホールの営業が再開された際には、従前の通りご利用いただけるとともに、仮に加盟ホールの営業が再開されずに破産等に至った場合であっても、当法人が適正に補償いたしますので、ご安心いただければ」としている。
あわせて、ファン(会員)の貯玉/貯メダルのデータについても、同法人のセンタ事業者で保管しており、万一の自然災害、火災等の際にも、万全な体制で保護していることを伝えている。
貯玉補償基金は、「貯玉システムの適正な運用とシステム利用者の利益保護」を目的として1992年4月に設立された法人。同基金に加盟しているホール企業が経営破綻などで会員(ファン)の貯玉/貯メダルの払い戻しが不能になった場合に、会員の貯玉/貯メダルを補償している。