東京都遊技業協同組合は1月23日の理事会で、東京都遊技場健全営業推進センター(略称:健全化センター)に対して、広告宣伝規制の指導活動を強化するよう要請したことを報告した。
指導活動強化の内容は、以下の3点。
(1)昨年1年間に、健全化センターからの複数回の注意、指導を受けている組合員店舗について、指導重点対象として取組むこと
(2)検定切れ、認定切れ遊技機の撤去について、設置状況の確認及び指導を徹底して行うこと
(3)行政機関との連携を強化するとともに、法令違反として複数回是正指導を実施した事案は、行政通報事案として連合会長に報告すること
健全化センターによる昨年1年間の広告宣伝規制に関する是正指導件数は1,398件で、前年1,046件よりも約33%増加した。
小島総務委員長は、「センターの活動報告を聞くと、注意喚起を受けるホールが特定されている傾向にある。今年はオリンピックの開催があり、2回目となるギャンブル等依存症問題啓発週間も控えている。これ以上、広告宣伝で国民の間に誤解がないよう、センターに一層の活動強化をお願いした」と、今回の要請の経緯を説明した。