
ユニバーサルエンターテインメントは11月6日、Android・iOS向けゲームアプリ『スロットストリート』のサービスを同日12時に終了したと発表した。システムの脆弱性への恒久的な対策が困難と判断したためで、2017年10月の配信開始から約9年の歴史に幕を下ろした。
『スロットストリート』は、同社のパチスロ機の世界観とビデオスロットのゲーム性を融合させた基本プレイ無料のスマートフォン向けゲーム。目押しを必要とせず、スピンボタンを押すだけで手軽に楽しめる点が特徴で、『ミリオンゴッド』シリーズなどの人気コンテンツを題材としたスロットゲームを提供してきた。
ゲームには、クエストをクリアしながらマップを進める「アドベンチャーモード」と、解放したスロットを自由にプレイできる「カジノモード」を搭載。トーナメントやランキング、ジャックポットなどの要素も取り入れ、パチスロファンを中心に展開してきた。
サービス終了の背景には、システムのセキュリティ上の問題がある。同社は10月21日から、PHPの脆弱性への対応を目的としたメンテナンスのためサービスを停止。その後、安全なサービス提供に向けた対応を検討したものの、恒久的な対策に必要な抜本的なシステム改修は困難と判断し、終了を決定した。
同社は、サービス停止が長期化した末の終了発表となったことについて利用者に謝罪するとともに、これまでの支援に感謝を表明している。
なお、未使用の有償ゲーム内通貨「ジェム」については、資金決済法に基づき払い戻しを実施する。受付開始日や申請方法は準備が整い次第、公式サイトやアプリ内のお知らせ、公式SNSなどで案内する予定だ。
同社では、払い戻し手続きが完了するまでアプリを削除しないよう呼びかけている。アプリを削除すると、アカウント情報や有償ジェムの所持数が確認できず、払い戻しに対応できなくなる可能性があるという。



