「香川パチンコ・パチスロの日」に合わせ社会貢献、県内60店舗で清掃と食品寄付

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11月15日に丸亀城跡で清掃活動を実施。

香川県遊技業協同組合(平山剛理事長)は、県内のパチンコ店が一斉に取り組む恒例イベント「香川パチンコ・パチスロの日」に合わせ、11月から12月にかけて清掃活動および新たな社会貢献企画を実施した。香川パチンコ・パチスロの日は3回目を迎え、今回は地域環境の美化と福祉支援を柱に、県内60店舗が足並みをそろえて行った。

まず、事前告知を兼ねた活動として、11月15日に丸亀市の丸亀城跡(亀山公園)で清掃活動を実施した。当日は組合員や関係者ら約80人が参加し、城内の遊歩道や芝生広場などを中心に落ち葉や小枝、吸い殻などを回収。歴史的文化財である丸亀城の景観保全に寄与する取り組みとなった。

続いて、12月6日には「香川パチンコ・パチスロの日」当日の活動として、県内60店舗の周辺地域で一斉清掃を実施した。参加人数は計241人にのぼり、開店前の1時間を使って各店舗周辺の道路や歩道の清掃を行い、地域住民への感謝と環境美化の姿勢を示した。

また今回、新たな試みとして「えーことプロジェクト」を展開した。11月22日から12月6日までの期間、来店客から提供を受けたお菓子や食品、飲料などの景品を各店舗で回収し、福祉支援に活用する企画で、県内60店舗から集まった物資は総重量約287.4kgに達した。回収された品は、子ども食堂や生活困窮者支援に役立てるため、フードバンク香川を通じて寄贈されている。

これらの活動の締めくくりとして、12月12日には高松市内で寄贈式が行われ、同組合からフードバンク香川へ目録が手渡された。

同組合は今後も、業界全体で連携した社会貢献活動を継続し、地域との共生を図っていく考えだ。

第3回「香川パチンコ・パチスロの日」の当日は県下60店舗で一斉に地域清掃を実施。

新企画として「えーことプロジェクト」を展開。遊技客から提供された景品を、フードバンクに寄付した。香遊協の文基源筆頭理事(右)がフードバンク香川の日下直和副理事長に寄贈。

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