東商流、金価格の高騰で新たな流通商品の開発へ

投稿日:2025年11月14日 更新日:

東京都内のパチンコ店に金商品(賞品)を卸す問屋組合の東京商業流通協同組合は10月21日に都内で通常総会を開き、堀井努理事長が新たな流通商品を開発する意向を示した。

堀井理事長は挨拶の中で、世界的な金価格の高騰を背景に、金商品の流通の不確実性が増している現状を指摘し、「商品の安定供給と健全化の維持向上を目的に、現行の流通システムの趣旨、目的を維持しつつ、新たな流通商品の開発に向けた取り組みをおこなっていく」との考えを示した。

現在、都内の問屋が取り扱う金商品と銀商品は、0.3gと0.1gの金商品と、1g銀商品の3種類がある。昨今の地金価格の急騰により、東商流では今年だけで3度の価格改定を行っている。

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