尾立氏がアントニオ猪木氏と対談、気合の闘魂注入

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「1、2、3、ダー!」と気勢を上げ必勝を誓った、左から尾立候補、アントニオ猪木氏、石橋相談役。

 第25回参議院議員選挙が7月4日公示され、17日間の選挙戦に突入した。公示日の4日、全日本遊技産業政治連盟が推薦する自民党全国比例代表候補の尾立源幸(おだち・もとゆき)氏が都内でアントニオ猪木氏と会談。猪木氏の闘魂を継承し、遊技産業のために働くことを改めて誓った。

 猪木氏と尾立候補の会談には平和の相談役(前社長)でアントニオ猪木氏と親交の深い石橋保彦氏が同席した。現職の参議院議員の猪木氏は公示前、今回の参院選には出馬せず、政界から引退することを表明していた。石橋氏のアテンドで猪木氏が現れると、尾立候補は「この度、全日本遊技産業政治連盟の推薦を受けて自民党参議院比例区(全国区)から立候補します。よろしくお願いします!」と猪木氏に挨拶した。

 会談場所には平和の歴代「アントニオ猪木シリーズ」のパチンコ・パチスロ6台が並ぶ。石橋氏は「尾立候補、ここにあるアントニオ猪木先生のパチンコとパチスロのシリーズをご覧になりましたか。実はこのアントニオ猪木シリーズは人気があり、大変長い間パチンコ・パチスロファンに喜ばれている名シリーズなんですよ」と説明した。尾立氏は「アントニオ猪木先生の闘魂は、プロレスファンのみならず、パチンコ・パチスロファンにもしっかりと伝承されているんですね」と遊技産業における猪木氏の功績に頭を垂れた。

 その後、石橋氏が自身がパチンコ業界を一生の職業にするかどうか悩んでいたときのエピソードを披露。第一次中曽根内閣の法務大臣だった秦野章氏の「終戦後、非常に治安が悪化した日本が経済大国になれた最大の功労者は、力道山の空手チョップとパチンコだよ!」という言葉を紹介。秦野氏は「力道山が外国人レスラーに圧勝する雄姿は、体が小さくても日本人はまだまだできるんだと、自信を持たせてくれた。もう一つが、戦時中は不要不急産業として禁止されていたパチンコが、戦後、全国の駅前、商店街、繁華街にできてくると、国民に広く愛され、サラリーマンや労働者の過度なストレスを発散させてくれたことが、明日の勤労意欲への活力となり、日本の高度経済成長を大きく支えてくれた。日本固有の遊文化として、今後も平和な日本になくてはならない重要な産業なんだ」と語ったという。

 石橋氏は「あの力道山先生の一番弟子のアントニオ猪木先生が、パチンコ・パチスロのキャラクターとなって全国たくさんのパチンコホールに導入され、大人気シリーズになったことに、何とも不思議なご縁を感じます」と尾立候補に話した。尾立候補は「よくわかりました。ありがとうございます。アントニオ猪木先生の闘魂を継承させていただき、必死に遊技産業のために働かせていただきます」と決意を新たにしていた。

 その後、猪木氏から闘魂注入のビンタを受けた尾立氏。3人で「1、2、3、ダー!」と気勢を上げて、参院選での必勝を誓った。

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